黒猫 - 迷子の不良黒猫ちゃん - 【完】
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『…………。』
「…………。」
温泉旅館のある一室には、気まずい空気が流れていた。
………私と龍の部屋だ。
なぜこんなコトになったかというと、それは遡ること30分前ーー…。
――
―――
――――…
『え?部屋って二人部屋なの?』
「ん?あぁ、そうだ。言ってなかったか?」
『言ってなかった。』
塚原の言葉で初めて二人部屋に泊まると知った私。
しかも……
「えっと、九条のペアは………神谷だ。」
『………マジですか。』
だれの陰謀だ、と思った。