3ヵ月
「もし一時の迷いだったとしても、付き合ってるときの好きの気持ちは本当だった。けど、俺…」
別れを言われそうだったから、我慢できず私が言い出した。
「やっと気付いたの?も~大ちゃんは。早く行ってあげなよ。彼女待ってんじゃない?」
悲しみを隠すかのように笑顔で言った。
ご飯も食べ終わって、私を家まで送ってってくれる車の中―
「俺やっぱり元カノのとこ戻らないわ。」
「何で?」
「だって… 」
行かないでって言ってれば私の所にいてくれたに違いない。でもこんな一途な二人を見放したくはなかった。
「舞ちゃん、ありがと。そしてごめん。」
「あたしは大丈夫だよ。大ちゃんといて幸せだったよ。ありがとう。」


こうして四月から七月までの3ヶ月。
私の恋は終わった。


別れた理由を皆に話したら、
「信じられない。勝手に別れて向こうから告ってきたくせに。」とか
「仕返ししてやろうよ。」「有り得ない。」「男って自分勝手。」とか彼の批判ばっかりしてたけど、私はそんな責めるつもりはなった。
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