偽恋愛=ギレンアイ=
『ハァ~。みんな、聞いてや?俺は幹と付きおうとらん。
昔もや。幹は俺の事を兄貴として好きやねん。俺もやで。俺は幹を妹として好きや。
でもな、好きなやつを作る気ないねん。頼むから、俺とか放っておいてくれんか?』
・・・嘘つくんて、やぱめんどいなぁ。
今、周りにたかっとる奴らに俺は必死で弁解中。
昨日、約束したからな~。
「…な~んか、稲葉君て、冷たいよね」
「うん、うん。でもクールじゃん」
「そうだけど…」
打打洩れやから!
つーか、そう思うんやったら近づくなや。
『なぁ…次、俺に近づいたら…本気でキレんで」
うるさいねん。どいつもこいつも。
仲良くもない奴に、ベタベタされんのて…気持ち悪いやろ?
なんや、俺。
やっぱ性格悪い思われんのは嫌やわ~~~~~~。
・・・ちょっと、訂正。
『なんてな。いやでもほんまにあんま嫌な事すんのはやめてや?』
「うん…ごめんね」
『ええよ!別に、話すんとか嫌いちゃうしな!』
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