放課後姫とヤンチャな騎士
剛志に案内され、乃里子は屋敷に入った。


乃里子は応接室に案内され、剛志は剛介と梓を呼びに屋敷の奥へ向かった。


「しかしなぁ…」


「しかしも何も無いわよ?」


居間から剛介と梓の話し声が聞こえる。


「ただいま。
乃里子を連れて来たぞ?」


剛志が声をかけると、剛介と梓は慌てて立ち上がった。


「じゃあいきましょうか?」


「うむ、そうじゃのう…」


二人は剛志を残して居間を出て行った。


剛志は首を傾げながら、客間に向かった。


「乃里子ちゃん、いらっしゃい♪」


「こんにちわ、梓さん。」


客間に入って来た梓に、乃里子は立ち上がり挨拶をした。
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