いつかのMerry Xmas
『こみあった部屋 友人たちの疲れた目
 僕は冷たい君から逃れよう
 君の事、頼れる人だと思っていたのに
 そして、僕はこの肩で君を泣かせてあげたかった』

――思わず、息が詰まる。

ただの――歌詞だよね?
深い意味なんて、無いよね?


『めらめらとハートを燃やす
 恋する男の顔
 密かに想っていたのに、君にずたずたにされた
 ああ、今本当の恋が何か分かった
 二度と君には騙されない』

私は、歌詞の意味を考えるのをやめる。

――深読みしすぎなだけよ、ね。


演奏は盛り上がり、私は大盛況のうちにそのステージから降りた。

そして、自分のバンドの準備を始める。
まだ、たっぷりと時間はあったので特に問題は無い。

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