いつかのMerry Xmas
「まどかちゃんは?」

「まどかちゃんは、連日のゲームで疲れ果てたから自分の家で寝るって。
 だから、俺の車で帰ってもらうことにした」

「――あのね」

「いちいちうっさい。
 克己が頼んできたんだからしかたねぇだろ?」

「あ――のばか」

自分の彼女を、平然と他の男に押し付けるなんて、どういう神経してるんだろう。

「まぁ、そういってやるなよ。
 アイツだって、ミユのために必死なんだから」

呆れて言葉が出ないとはこのことだ。
私はしばらくの間ぽかんとする。その間に、私の車に辿り着いてしまった。
ようやく、唇を動かす。

「は?
 ゲームに興じてるだけでしょ? つか、なんでそうゲームを急いでクリアしたがるのかしら」
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