いつかのMerry Xmas
「かねやんと一緒に帰れば?」

二人は同じアパートに住んでいる。

「嫌だね。
 そのプレゼント、押し付けられるのがオチだもん」

言ってかねやんは足早に去っていった。

「私にも、押し付けないでしよね」

「俺も、押し付けられたんだけど」

煙草に火をつけてから、人の車に乗り込んできた。

もちろん、助手席に。


私は仕方なく、運転席に乗ってイチローのアパートに寄る。
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