いつかのMerry Xmas
「ほら。
怜先輩に絡まれるなんて、宝くじに当たるよりずーっと幸せですって」
「そ……そう?
ほとんど気分は蛇に睨まれた蛙なんだけど――。
私にはなんでアイツがモテるのか、皆目見当もつかないし」
素面なので、本音がすらすらと口をつく。
「――え?」
さやちゃんは、目を丸くした。絶滅危惧種の動物を偶然街中で見つけてしまった、一般人のような――。
今自分が何を見ているのか、理解できないと言った表情で。
「さやちゃんも、アイツのファン?」
「ファンって言うか、本当に憧れます。
今日は頼み込んで一緒に歌ってもらって本当に幸せでした」
その笑顔が、彼女の言葉に嘘偽りが無いことを示している。
そうだよね。名前の呼び方だっていつの間にか、早瀬さんから怜先輩に変わってる位だし、きっと幸せな一日だったのだろう。
怜先輩に絡まれるなんて、宝くじに当たるよりずーっと幸せですって」
「そ……そう?
ほとんど気分は蛇に睨まれた蛙なんだけど――。
私にはなんでアイツがモテるのか、皆目見当もつかないし」
素面なので、本音がすらすらと口をつく。
「――え?」
さやちゃんは、目を丸くした。絶滅危惧種の動物を偶然街中で見つけてしまった、一般人のような――。
今自分が何を見ているのか、理解できないと言った表情で。
「さやちゃんも、アイツのファン?」
「ファンって言うか、本当に憧れます。
今日は頼み込んで一緒に歌ってもらって本当に幸せでした」
その笑顔が、彼女の言葉に嘘偽りが無いことを示している。
そうだよね。名前の呼び方だっていつの間にか、早瀬さんから怜先輩に変わってる位だし、きっと幸せな一日だったのだろう。