‡いとしきみ‡
当然分からない俺達は、翔太の後に着いて行く。
 
歩いていると、俺の着うたではない軽快な音楽が聞こえて来た。
 
 
「あっ、アキちゃんからだわ」
 
 
稔の呟きに、俺は固まってしまった。
不思議な顔をして、俺を覗き込む美紀に、先に行っとくか!と言い、稔を置いて翔太に着いて行く為また歩き始めた。
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