Snow Princess ~雪の華~
『ペンダントを持っているようだからすぐに見つかるわね?』

『俺を誰だと思ってる?』


数日前のリリーと鏡の会話がフラッシュバックした。
情報がリンクし、リリアは叫んだ。


「そうよ! これあの魔法の鏡とつながってるんだわ!」

「魔法の鏡?」


先のことを知らないキーファが聞き返す。
リリアは簡単に説明するとキーファは飛び上がって喜んだ。


「じゃあ、そいつに聞けば探せるな?
おい鏡! マリンは何処だ!?」


キーファはそのままペンダントに話しかけた。


「ちょっと! そんなやり方じゃ―」

「俺を呼んだかい?」


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