幼い君〜レジスタンス凜Side〜
きっと、レオの芋虫状態で寝る癖は、自然と自己防衛していたに違いない。
何とも寝相の悪い奴。
今日は運悪く、頭が出てしまってぶつけたってわけか。
納得。
「獅子郎さん、ご迷惑おかけしました」
「いや、いや、無事でなりより」
5年は寿命が縮んだと、冗談を言いながら獅子郎さんは仕事に戻った。
「じゃあ、俺も部屋戻るわ」
「…、寝る」
俺も、仕事に戻るか…。
ランとミンの後に続いて、俺も居間をでた。