この涙が枯れるまで
『百合ー行きたい場所決めた?』
『ん~決めた~!!』
百合はここ最近休み時間中も勉強している。
僕達は離れた場所で会話をするんだ。
百合がこっちに向かって走って来る。
『決めたよ~!』
『どこ?』
『えっと~博物館!!』
『博物館で何すんの?』
『ちょっとね』
『他は?』
『水族館!』
『水族館…?』
もし水族館に行くのならば、僕は三回水族館に行った事になる。
一回目は百合、この時はあまり楽しめなかった。
二回目はナナ、この時もあまり楽しめなかった。
三回目は百合になる、
次は楽しめるかな…
『おっけ』
『早く行きたいな!』
『じゃあ今週の土日に行こうぜ?』
『うん!!行く!!』
『どっち先?』
『水族館!!!』
『分かった!!土日な!!』
『優君と久しぶりのデートだから楽しみ!!』
『俺も!!』
早く土日にならないかな。
百合と久しぶりのデート。
楽しみで仕方ない。
『あ~優~暑いんだけど?』
歩が手をパタパタやりながら、こちらを見てきた。
『うるさいって!!』
百合とたくさんの思い出が欲しい。
百合を忘れないようにするために。