この涙が枯れるまで


まちに待った休日。
今日は百合と水族館デート。
天気は快晴。
僕の気分も快晴だった。
10時に駅で待ち合わせ。僕は少し早く来すぎてしまった。
当然百合は来ていない。

『優~君~!!』



僕の前に姿を現した愛しい人。


『百合!!』


僕は百合に手を振る。
百合も手を振り返してくれる。
薬指にある指輪がキラキラと輝いていた。



『ごめんね?待った?』


今日の百合は、髪が巻かれていて、ピンク系でまとめられていた。



『やばい…』



『何?どうしたの?』



『可愛い…』



『何それ~!!』


『いやホントだって!!可愛いすぎ!!』



『あっありがとぉ…』



『さ~行くか!!はいっ』


僕は百合に手を差し出す。
百合は迷わず僕に手を差し出す。
僕達はひとつに繋がれた。
目的地の水族館までは時間がかかる。
電車の中百合はずっとはしゃいでいた。



『何見る~?』



『百合それ前にも言ってなかった?』



『だって楽しみなんだもん♪水族館だぁいすき』



『お前ガキみてぇ、だからほっとけないんだよ!!』



『ガキだよ~だ』


百合は頬を膨らませて、違うとこを見た。



そんな百合が可愛いんだ。




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