シルバーウルフ -Is this love?-
出入り口扉の横のインターホンを押した。


3分待っても返事がなかった。




もう一度、押した。

2分後に扉が開いた。

カップヌードルを喰うなら、とっくに麺がヘトヘトになってる時間を待たされた。






黄色いメガネにヘアワックスでツンツンに立てた髪の毛。


めんどくさそうな顔で受付する蛇頭。






「ニュウガク、キボウデス。」

右手にパンフレットを持って、俺はきつい福建訛(なま)りで投げ掛けた。





「あ、そう……、じゃぁ、こちらへどうぞ」

ツンツン頭は俺を建物に入れた。


出入り口の右側5メートル先の屋内階段。


ツンツン頭はそっちへ向いて歩く。





左目で長い廊下を盗み見した。

廊下と教室の灯りは点いたままだが、人の気配は全くなかった。





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