シルバーウルフ -Is this love?-
3階にたどり着いた。A4用紙の図面を思い出す。


左側に蛇頭の事務所が2つ。奥に高田の校長室兼組長室。






俺は躊躇(ちゅうちょ)なく階段から廊下へ身を出した。


蛇頭共の姿はない。


事務所で息を潜(ひそ)めている。







俺は進んだ。手前の事務所の出入り口の引き戸の前。


戸を開けずに左右の拳銃2丁をノック代わりに連発でぶっ放した。


応戦の弾丸が室内から返ってくる。


応戦の数は恐らく4匹。





俺の弾が切れた。拳銃を床に捨てた。


ブルージーンズの後ろポケットから2丁を抜いた。







室内からの弾丸の狂風。



俺の頬(ほほ)を掠(かす)めた。



汗と血液の水溶液が頬を伝った。





そんな頬に“痛み”が走った。


そんな胸に“怒り”が走った。






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