シルバーウルフ -Is this love?-
“ドテッ”


湿った間抜けな音が響いた。



1階の床に向けて拳銃2丁を乱射した。



信号無視だった背中は、床でウサギのように背を丸めている。


2丁の弾が切れた。



2丁の拳銃をウサギに投げ付けた。俺は階段を降りる。



2丁共が見事にウサギに当たった。低い呻(うめ)き声を床に響かせやがる。



ショルダーホルスターから2丁のリボルバーを引き抜いた。



ウサギに近づく俺。



「……高田、俺の信号を無視したな?」右足で脇腹を蹴り上げた。



大袈裟に転がる高田。それがムカついて、3歩進んで、もう1発、脇腹を蹴り上げる。







1階の天井は雨降りみたい。


四方八方から、2階で撒き散らした消火用水を漏らし続けている。







ホント、高田はウサギらしくない低い呻き声を漏らし続けている。



俺は2丁のリボルバーの銃口を高田に向けた。








< 148 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop