シルバーウルフ -Is this love?-
もっと深く、メイの胸元に顔を埋(うず)めた。





  血液が流れる音が聞こえた。





メイの命を感じた。1つの命。呼吸も鼓動も血液も音を立ててメイは生きている。





  唇と唇が重なる音が聞こえた。





メイは俺の唇を吸うように貪(むさぼ)ってきた。



無限大の暗闇に朝陽が射したカンジ。



明るくなった宇宙。



ポツンと立ってる2つが、寄り添っているのが見えた。








「……アリガトウ」

メイは初めて話した。綺麗な声だった。メイに生き続けて欲しい。自然に湧いたそんな感情。




心が安らいだ。和(やわ)らいだ。





そのまま眠りに着いた。







< 180 / 232 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop