シルバーウルフ -Is this love?-
「ゥー……、ゥー……、」

メイは何度も切なく吐いた。俺の頭を何度も撫でながら。



「大丈夫?辛くない?」

俺にはそう聴こえる。




俺は……、なんとなく……、いや、もう、たまらない想いで……、自ら、メイの膨らみのある胸元に顔を埋(うず)めた。





  鼓動が叩いている音が聞こえた。





メイは胸の中で俺を優しく包んでくれた。








俺の心の中。無限大に広がる暗い宇宙に似ている。



今まで、そこにポツンと1つで立っていた俺。



今、もう1つが増えて、2つで立っている気がした。








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