溺愛キング
思い出に一人で浸っていると


「矢耶?着いたぞ」


いつの間にか家の前に着いていてた。

藍の腰から腕を離した。

藍もエンジンをきりメットを外した。

藍がメット外す瞬間も好き

ワックス付けてるけど茶色のサラサラの髪が、揺れる後ろ姿が、すっごいカッコイイ。

ぽけーっとしてたら


「……?……矢耶?」


藍が顔を覗き込んできた。


『ううん。何でもないっ』


そう言ってメットを外そうとしたら


「待てよ。今、外してやるから」


ふっと笑ってメットを外してくれた。


「ほらっ」


藍が腕を広げたから

藍の首に腕を回し抱き着いた。


「あー矢耶可愛い過ぎ………」


ニコニコしながらバイクから降ろしてくれた。


『藍かっこよすぎ~』


にひひっと笑ってみせた。

頭を撫でられた。

ほんと藍すき。だいすき。

藍に頭撫でられると安心する。

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