最後の恋ψ天使の魔法はクリスマスに降る雪と共に
「やっ……ちょおっ、ちょ!!ちょっとーっ!!!」


バシバシと、カイトの背中を叩くけどガッチリ抱きしめられていて、ビクともしない。


うわー、初めてキスされた!


しかも、好きでもない人にっ。


うぅ……ひどいよ。


「わめくなって。どーせ頬にキスされたコトないから、感覚もないんだろ?」


へっ?


言われて見れば……、俗に言う『チュ』っていう感覚、なかったかも。


「言わば、疑似恋愛。オレがこうやって抱きしめよーが、キスしようが何にも感じねーんだろ?だったらいーじゃん」


そっか、疑似……。


いやいや、良くないっ!!




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