心の声
「片方の翼」
僕には片方の翼しかない
自由に空を飛べない

君と僕が初めて出会った時
自分じゃ支えきれない重荷を背負っていた
でも君は片方の翼でも空を飛べてた
自由に…
美しくはないけど
ちゃんと飛べてた

君の存在を知った時…
君の苦しみを知った時…

「僕は君に恋をしたんだ…」

君と過ごした時間は楽しかった
君と一緒なら空を飛べた
いろんな事を知った
苦しみや悲しみ好きなだけじゃダメだって事も…
君と僕はすれ違って一緒になって
バラバラに飛んでいった…

僕は1人じゃ飛べない…
そう思いこんでただけなんだ…
僕は1人でも飛べる…
君がいなくても飛べる

僕はずっと1人なんだ…
誰も信じない…。


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