「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

「───どうした?」


「赤坂さん…あの、1つだけ聞いていいですか?」


「なに?」


「赤坂さんは…沙織のこと…」


その言葉の続きの意味。

ふと、俺の腕の中にいる彼女の顔を見つめた。泣きつかれたのか、小さな寝息を立てて眠っている彼女。


「好きだよ…田崎さんのこと。好きだよ」


俺はハッキリとそう告げた。



「あんなことがあっても…ですか?」


真実を見定めるような宮崎の瞳。


その瞳を真っ直ぐ見つめた。



「あぁ…好きだよ」


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