「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
呆気に取られて言葉も出ない。
そんな俺を真正面から見つめる茜。
「あんた…いつまでこんなことしてるつもりなの?」
「ハァ?」
いつまでって…こんなことってなんだよ?
お前には関係ないと、何か言い返そうとしたが、茜の怖いぐらいに真剣な瞳がそれをさせなかった。
「和利さぁ、あんた…自分だけが辛いとでも想ってんの?」
「いや、そんなことは…」
「いや。想ってるね!」
「想ってない」
「想ってるでしょ!想ってるから仕事休んで、現実から逃げてんでしょう!」
そう声を荒げて言う茜の言葉に言い返せなくて、ギュッと握り拳を爪が手のひらに食い込む程強く握りしめた。