「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
「どうして…どうして…」
床に膝からガクリと崩れ落ち、頭をうなだれた。
「和利…あんた…馬鹿?」
茜の言葉にゆっくりと顔を上げる。その顔はみっともないぐらい情けない顔。
「言ったじゃん。あたしが。あんたの事、愛してるって。言ったじゃん」
それはそうだけど…。だけど…
「無理だ…今の俺に、お前は愛せない」
「あんた。ヤッパリ馬鹿?」
呆れ顔の茜。馬鹿と言われても
「愛せないのだから仕方ないだろう?
今の俺に、誰かを愛せる余裕なんてないよ」
「誰が、あんたに愛してほしいって言った?」
「えっ?」茜が言ってる意味が分からなかった。
愛してるっていうのは、愛されたいっていう事じゃないのか?