「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
「あたし。今すぐあなたに愛してほしいなんて言ってないわよ」
確かに…。それはそうだけど…。
「いい?その耳。かっぽじってよく聞きなさいよ。
あたし。今すぐあなたに愛してほしいなんて望んでない。
勿論、同情だっていらないわ。そんなの、単なる有り難迷惑だから」
「茜…」
「あたしは、和利。
ただ、あなたを愛してるだけ。
あなたの事を…心の底から愛してるだけよ」
そう言って微笑んだ茜の顔は眩しくて、いつしか涙で濡れていた瞳は、何よりも輝いて見えた。