「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー

「沙織、お前はさ何もかも自分1人で背負いすぎなんだよ。時には、誰かに甘えてもいいんじゃないか?」


「そんなこと…」



「できないなんて言うなよ?別にいいじゃないか。迷惑かけても、苦しめても。人間は1人では生きていけないんだ」


「カズくん…」



「甘えたい人がいるなら甘えろよ。そばにいたい人がいるならそばにいたいと素直に言え。


じゃないと、俺がお前を放っておけないだろう?」



えっー…?それって、どういう意味?


そう聞こう口を開きかけた時、コンコンと助手席の窓を叩く音が聞こえた。


なに?と顔を向けると“沙織!!”とあたしの名前を呼ぶ彼の姿に胸の奥がジンと熱くなるのを感じていた。


「誠さん…どうして?」


どうして…ここにいるの?




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