「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
ゆっくりと沙織に近づいた。沙織は体を震わせたまま、ジッと俺の言葉を待っている。
「この子がー…早咲さんの子供だったらー…?」
そんなことを気にしていたのかー…?自分一人で、ずっとー…苦しんで、悩んでいたのか…。
「そんなこと…関係ないよ」
そう沙織の瞳を真っ直ぐ見つめて告げた。
涙に濡れた瞳を左右に大きく揺らし俺の瞳を見つめる彼女をギュッと抱きしめた。
「その子の父親が誰かなんてー…そんなこと…気にするなよな。沙織の子供なんだ。
沙織の子供は、俺の子供なんだよ。決まってるだろう」