「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
ピチャンピチャンと水面に水滴が落ちる音が響く浴室。
湯船にゆっくりと浸かるとか、そんな余裕はないほど後ろから抱きしめられた背中に、密着する彼の胸。
直に伝わる彼の鼓動にシンクロしてあたしの鼓動も跳ね上がる。
せめてもの救いは、浴室が薄暗いこと。初めは電気をつけたまま入ろうと言い出した彼に絶対に無理と言い張った。
明るい浴室に一緒に入るなんて恥ずかしすぎる。
「じゃあ真っ暗にして入るのか?」
そう言われてあたしは明かりを灯したキャンドルを1つ浴室に置いて入ることにしたんだけど…。
これって…逆に余計にドキドキするかも…。
ヤッパリ…明かりを点けて入った方がよかったのかな…。
耳元をくすぐる彼の吐息に刺激されて余計にそんな事を考えていた。