「I Love You」をキミにー秘密のオフィスラブー
【誠side】
─────嘘だと…思いたかった…。
これは何かの間違いだと思いたかった…。
数分前、ようやく繋がった田崎さんへの電話。
確かに田崎さんの番号にかけたはずなのに、電話に出たのは田崎さんじゃなくて
『赤坂さん?もう、彼女と話は付いたんですか?』
妙に落ち着いた口調に、一抹の不安を感じた。
しかも、これは田崎さんの携帯だ。
それなのに…どうしてお前が…!?
「早咲…なんでお前が出るんだ!?」
ハンドルを強く握りしめて叫んだ。