愛されたい、だけなのに~先生、信じてもいいの?~【1】
山口先生が手に持っている缶をよく見てみると、"無糖ブラック"と書かれている。
「この歳になれば、ブラック飲めるかと思ってたのになぁ」
缶をまじまじと眺め、ブツブツと言い出した。
「…って、ちょい待てよ」
「…」
「飲めない=子供?ってことは、俺は子供か!?…25歳にもなって!?」
「…」
「うわぁ~、やべぇ。飲み干さないと」
そう言うと、ぐいっとコーヒーを飲み干した。