☆男目線☆ 【完】
私は何か話そうと考えた。


『隼人、今朝具合悪そうだったけど大丈夫なの?』


いつもと様子が違かったし…。


「ん…。」


隼人は曖昧な答えをし、また沈黙が続いた。


「……あのさ」


『な、何?』


私はいきなり口を開いた隼人を見上げた。


「……」


隼人はまた黙ってしまった…。


『隼人どうしたの?何かあるなら言って?』


私は心配になり隼人の顔を覗き込み、肩に私の片手を置いた。


そしたら肩に置いた私の手に隼人は自分の手を重ね、真剣な眼で私を見てきた…。


「お前……





女なんだろ…?」



え…………?



なんで…知ってるの…?



…こっここは上手くごまかすしかない…ッッ。



『なっ何言ってんの隼人?俺男だよ?あはは♪』


自分で自分が痛々しいと思いながら隼人を見る。


それでも隼人は重ねる手にギュッと力を込め、真剣な眼差しを私に向ける。
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