☆男目線☆ 【完】
竜也は私の背中に腕を回し、胸に顔を埋め、静かに泣き出した。


私はずっと竜也の頭を撫でていた。





――――…
――――――…


スースースー…


竜也は泣き疲れたのか私の胸の中で眠ってしまった…。


身長は私よりも随分大きいのに、今は小さな子供のように寝息をたてて眠っている。


そんな竜也が可愛くて心の中で少し笑ってしまった。


私は竜也をゆっくりとベッドに寝かし、布団を被せて竜也の部屋を後にした。




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