☆男目線☆ 【完】
『そう。付き合う人数が少ない分信頼し友情を深めていく……。
だけどね、信頼している人しか心を開かないでしょ?』


確かに。
今現在、心から信用しているのは秀、麗、隼人、翼、それと家族だけだ。


『別にそれで良いと思う。』


「え?」


『信じてる人がいるだけでも十分だよ。信じたい人は信じて、無理だと思ったら無理でも構わない。
笑いたい時に笑って、泣きたい時に泣けば私は良いと思う。
出会った時の竜也は表情一つ一つが作ったものだった。
だけど今は表情が柔らかくなってる。
辛かったら泣いて良いよ……だって私達家族でしょ?』

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