☆男目線☆ 【完】
でも膝が軽くなって少し楽になった。




「む〜…」


瑠偉兄は手で片目を擦り、また私に寄っ掛かって寝ようとしたのでペシッと平手打ちをかました。


「いたい゙〜…」


『もうっそろそろ起きてよ!!』


「仕方ないな〜瑠羽は反抗期かぁ?」


『大の男が2人も私に寄っ掛かってきたら重いし暑いの!!』


私は怒りを込め、瑠偉兄の頬っぺを左右に引っ張った。


「ひはいひはいッッふみはへんッッ」


ペチンッ


瑠偉兄が謝ってくれたので左右に引っ張っていた両頬を一気に離した。


「痛いよ瑠羽〜(泣」


赤くなった頬をすりすりと撫でながら涙目になるお兄ちゃんは子犬のようで可愛いかった(笑

< 272 / 736 >

この作品をシェア

pagetop