☆男目線☆ 【完】
私は軽くなった身体をうーんと背伸びをしてから肩を回す。


身体を解したら大分楽になった……。






ブーブーブー…


竜也の携帯かな?


『竜也、バイブ鳴ってるよ』


「今出る。」


―ピ


「もしも《竜ちゃ〜ん?》し…」


この声は麗かな?
大音声からか私の方まで聞こえた。


「麗か…」


《そうで〜す♪》


「用件は?」


《もう〜竜ちゃん攣れないなぁ〜♪》


「………。」


《ごめんごめんっ
用件はね、今週末みんなで泊まりがけで海に行こう!!って事で瑠羽ちゃん達に伝えといてね〜じゃっ

―ブチッ》


ツーツーツー…


「切れた……。」


竜也は呆れ顔で携帯を閉じた。
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