☆男目線☆ 【完】

女子部屋

――女子部屋――


瑠羽と梓はお風呂に入ってから夕食を済ませ、ドラマの再放送とお笑い番組を見てから布団を敷いた。


梓は顔に潤いパックをし、椅子に腰掛けながら長い脚を組んだ。


私は布団の中に潜り、梓の方を向き、俯せになりながらゴロゴロした。




『遊び過ぎて身体中が痛ぃ゙〜』


「あんた泳ぎの練習してたしね。」


『うん。麗の教え方が上手でね、なんとか少しだけ泳げるようになったんだ。』


「そっか。瑠羽が泳げるようになるとか明日雷落ちるんじゃない?」


『むーーッッ私だってやれば出来るもんッッ』


私は布団を深く被り、梓に背を向けた。


「ごめんって(笑
だからこっち向いて?」


チラッと梓に眼を向けたら梓は両手を合わせてゴメンのポーズをしてきた。
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