☆男目線☆ 【完】
「今日は深夜まで語るんだから寝たら叩き起こすからね♪」


梓は私にウインクをして指差してきた。


『うへーー……。』


枕に顔をつけ、項垂れた。


梓はパックを取り、布団の中に潜った。


私と隣合わせになり、同じように俯せで肘をつき、顔をこちら側に向けてきた。






「あのさ、私……彼氏できた。」






………………。






『へ?』




「同じ学校で2つ上の3年生♪」




マ・ジ・で!?




『えぇぇぇぇぇぇぇえ!!??』


「うっさい!!」


『ご、ごめん……。』


私は吃驚して眼を見開いていた。

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