☆男目線☆ 【完】
「俺はスコーンとアールグレイ」


私達はカウンターでそれぞれ注文した。


私がお財布を出そうとしたら隼人が「俺が払う。」と言って私の分まで払ってくれた。


さりげない優しさが嬉しい。


私は隼人にお礼を言って、注文した物を乗せたトレイを持ち、外の席に座った。


『でわさっそく。』


私は口から涎が垂れるのを我慢し、苺ジャムがかかったワッフルにナイフを刺しこんだ。
フォークでワッフルを口の中へもっていく。


『美味しぃーッ』


ワッフルの表面がサクッとしていて中はフワッとしっとりとしている。
苺ジャムは甘さ控えめで、ワッフルと調度良いバランス!!


「クスッ」


隼人はアールグレイを飲みながら微笑した。


「美味そうに食うな〜」


隼人は頬杖をつきながらニコニコと瑠羽を見ていた。
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