ひとかけらの恋
「あら。やっぱり熱あるわね。」



お母さんは私が渡した体温計の数字を見て言った。



「おかゆ食べたら一応市販の薬だけど飲んでおいてね。お母さんちょっと買い物に行ってくるから。じゃあね。」



お母さんはさっきまでつけていたエプロンをはずしながら部屋を出ていった。




私は床に座っておかゆを食べ始めた。



「フー、フー。パクッ…あちっ!!」



やっぱりできたてのおかゆなだけあって、かなり熱かった。


私はスプーンでちょびちょびとおかゆを口に運んだ。




私は食べ終わった後、お母さんが置いていった薬を飲み、またベッドで横になった。



最初は眠たくなかったけれど、横になっているうちにだんだんとまぶたが重くなって、いつの間にかスヤスヤと眠っていた。






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