ひとかけらの恋
「み、美晴…?何をしてるの?」



えっ…!?



振り向くと扉の所でお母さんが不思議そうなまなざしで私を見ていた。





サーーーー。




一瞬で血の気がひいていくのが自分でもわかった。



「えっ…?い、いや。…いってきまーす!」


私はそそくさと鞄を持って部屋を出り、玄関を出てみんなとの待ち合わせ場所まで走った。



あー、恥ずかしかった!!

まさか独り言聞かれてたなんて…。これからは気を付けないとなぁ。




待ち合わせ場所に着いたけど、まだ誰も着ていなかった。


ちょっと早すぎたかも…。



道の端で待っていると、たくさんの人が通って行く。


小学生や中学生、背広を着たサラリーマンらしき人達が、徒歩や自転車で私の前を通りすぎていく。



しばらくその光景を見ているとみんなが集まってきた。





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