ひとかけらの恋
キーンコーンカーンコーン

うぅ…。3限目が始まってしまった。

「はい。室長さん号令お願い。」

「起立。」

ガタッ!

「礼。」

「お願いしまーす。」

「じゃあさっそく、自己紹介をしましょう。」

「え゛ー!!」

みんなが嫌そうな顔で言った。

「じゃあ、1番の子からお願い。」

「俺から!?何言えばいいの?」

1番の子が、先生に困りぎみで聞いた。

「名前と、みんなにこれからなんて呼んでほしいかを言ってね。後、好きなこと言ってもいいですよ。」

「じゃあ…えーっと…。」

前に座っている1番の子が立ってしゃべりだした。

頼むからゆっくりしゃべってほしい。

しないと私の番がすぐにきてしまう。

「石垣佑二で、えーっと…。」

あぁ…緊張するよ。


パチパチパチパチ…。
えっ!?終わっちゃった?

「じゃあ、次の人お願いします。」

ガタッ!

私はおもいきり立ってしまったので、椅子が大きな音をたてた。





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