ひとかけらの恋
キーンコーンカーンコーン



チャイムが鳴って、私は自分の席に座る。


そしてしばらくすると、黒川先生が入ってきて室長が号令をかける。



「起立!礼!」



「おはようございまーす。」




いつも思うんだけど、号令しても男子ぐらいしか挨拶しないんだよね。



出席をとりおえた先生が口を開いた。



「えー、今日はですね、朝の学活が終わったら体育館に行って始業式をやります。」



「せんせー。クラス替えは?」



誰かがすかさず質問した。



「クラス替えはですね、始業式が終わった後教室に戻ってきたときにクラス表を渡すのでその時です。」



先生も質問にすかさず応答する。



クラス替えはもう少しあとか…。


そういや、また机運ばないといけないんだろうなぁ。




私達は3学期の最後の日に、自分の机を2階のこの2年2組の教室まで運んだ。





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