ひとかけらの恋
「うん。宿題あるんだ。」


私は2階の自分の部屋に向かった。


実を言うと、宿題なんて口実。


本当は、翔にメールをするため。


…でも、本当に宿題もあった気がするような…。


まぁ、そんな事はあまり気にせず、私は勉強机とセットになっている椅子に座る。


一応机に勉強道具を置いておく…。



えっと…。さっき途中で終わったメールは…。


送信ボックスの中に残してある、翔宛の未送信のメールを開く。


私は、ご飯を食べてる間に考えておいたメールを打ち始める。


【どうも(*^_^*)美晴です♪ ちゃんとメールは届いた?】


よぉし!!
……後は送信するだけだけど、指がなかなか動かない。


動け。動け。動け!!

…ピッ!!


とうとう送信してしまった。


あぁ…。メール返ってくるかな…?


クヨクヨせずに、宿題でもしよう!!


私は気持ちを切り換えて宿題をやり始めた。


カリカリカリカリ…。チクタクチクタク…。

静かだなぁ…。





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