ひとかけらの恋
ブルッ!!



「さむー!」



さっきまでは布団の中が自分の体温で温まっていたけど、布団をめくりあげた途端、その温かさは冷たい空気の中に逃げていってしまった。


私は急いで、布団をかぶった。


どうしよう………。眠れない。


夕方寝ちゃったせいかな…。


でも、明日のことも気になっているせいもあるだろう…。



カチ・コチ・カチ・コチ。



全然眠っていないのに、時間だけが黙々と進んでいく…。


私は必死に寝ようと目をふさいだ………。







チュン、チュチュン。


目を覚ました時は、窓の外も薄明るくなってきていて、スズメの鳴き声がうるさいほど聞こえていた。


えっと…、今何時?


私は布団に入ったまま、手探りで目覚し時計を探す。


手に持った目覚し時計の針が指している時刻は、6時15分。


目覚し時計が鳴る前に起きちゃった。





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