車輪の唄
思わずコンポの前に正座した。
聞き覚えがあるのだ。
この声にも、バックミュージックにも、曲調や曲の種類にも。
すぐに思い出せなかった。
記憶をたどっていく。
お母さんの大好きなSOPHIA??
いや、違う。
友達のバンド??
それも違う。
気付いたとき、私は誰かに頭を強く殴られたような気分がした。
そう、それは紛れもなく"梓"の音楽だった。
「嘘…何で??まさか…」
えらぃものを拾ってしまった…そう思わざるを得なかった。
長い間聞かなかった曲調に、改めて感動した。
"梓"の音源は、なかなか手に入らないものだった。
今、この私が聞いている音源もそうだろう。
売り出し前なだけで、バンド名か音源のタイトルか分からないが、売り出したら即完売だろう。
手足の震えがどうしても止まらない。
この前上総が現れた日、音源を売り出しにきて忘れていったのか??
それとも、売り出し前のものを落としていったのか??
とにかく私は、とんでもないものを拾ってしまったと思った。
聞き覚えがあるのだ。
この声にも、バックミュージックにも、曲調や曲の種類にも。
すぐに思い出せなかった。
記憶をたどっていく。
お母さんの大好きなSOPHIA??
いや、違う。
友達のバンド??
それも違う。
気付いたとき、私は誰かに頭を強く殴られたような気分がした。
そう、それは紛れもなく"梓"の音楽だった。
「嘘…何で??まさか…」
えらぃものを拾ってしまった…そう思わざるを得なかった。
長い間聞かなかった曲調に、改めて感動した。
"梓"の音源は、なかなか手に入らないものだった。
今、この私が聞いている音源もそうだろう。
売り出し前なだけで、バンド名か音源のタイトルか分からないが、売り出したら即完売だろう。
手足の震えがどうしても止まらない。
この前上総が現れた日、音源を売り出しにきて忘れていったのか??
それとも、売り出し前のものを落としていったのか??
とにかく私は、とんでもないものを拾ってしまったと思った。