元・コラボ小説
キーンコーンカーンコーン キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り響く。
その時、君は
「ぅわわわわわっ!!
ち、遅刻しちゃうーッ!!
じゃ、じゃぁね煌星!!」
「うん、バイバーイ♪」
走り去って行ったよね?
その小さな背中が、少しずつ遠ざかっていくのを、
このときはまだ気づかなかった。
チャイムが鳴ったからゆっくり俺は立ち上がる。が、
足が痺れて(しびれて)どうしても、真っ直ぐ立てない。
「うぅ・・・っ」
そう言いながらも自分の席に戻って行った。