シンデレラ~あなたが羨ましくて~
「…出てくるわね?」


全く…タイミングが悪いわね…。


シンデレラはまだ寝てるし、妹も口出ししないってことは、私が言いたいことが
分かってるのよね…。


「どちら様ですか?」


「王宮の者ですが。」


…!?
王宮…?


ガチャ


「…どうぞ…。」


「失礼します。」


王子様!?


「お母さん…王宮の方が…。」


お母さんがびっくりしたようにこちらに向かってきた。


「ごきげんよう。今日はどのような用件で?」


「王子、私めが。
昨日の舞踏会はお疲れ様でした。
今日は王子が踊った女性を捜すために街中を回っているのです。」


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