シンデレラ~あなたが羨ましくて~
「ここはシンデレラに
貴女こそ私が探していた人だ。
くらい言わなきゃ駄目よ?」


「…嘘だろ?…どうしてもか…?」


「どうしても!」


王子様はヤレヤレといったようすで
シンデレラの手を取ってこう言った。


「ああ。貴女が私の探し求めていた人だ。」


王子様は私が笑っているとでも思ったんでしょうね。
こちらを恐る恐るチラッと見た。


残念ね。
私は予想と反して哀しげに微笑んでいた。


これで…全部…終わる。


本当…感謝してよね…?


「えっと…あの…。」


シンデレラは混乱しているようだった。


「貴女は今日をもって王子の妃となるのですよ?」


「えっ私がですか…?」


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