シンデレラ~あなたが羨ましくて~
「…あの…ね…?シンデレラ…?この先のことも含めてよ~く考えるのよ…?
このまま中級貴族としてこんな生活をするのと
王族の仲間入りをして王子様に愛されながら何不自由なく生活するのの
どっちがいいかなんて…
それに私に気を使う必要なんて無いわ。」


「…例え、今までと変わらない生活でも…
私にとってお姉ちゃんと暮らせることに意義があるの…。
これが私の本心…。
嘘なんかじゃないわ。」


「…そう。
私に…貴女がこうしたいって決めた答えを否定する権利なんて無いわ。
ただ…それで貴女が後悔しても、それは自己責任なの。
だから…答えを急いで無理に今結論をくだすより、時間をかけて広い視野で物事
を考えることをお勧めするわ。」


「…申し訳ありませんが、今結論を出して頂きたいのですが…
婚礼の準備もありますし…」


「でも…これは王子様とシンデレラの問題ですよね…?
失礼を承知で発言させて頂きますが…
じっくり2人で考える時間が必要ではないかと…
急ぎすぎてしっかりと見えない状況で出すには
大きすぎる問題ですもの…。」


「それはそうですが…。」


「おい!今までボロが出ねーように話さずにいたけど、
一緒に居たいんだったらお前も来ればいんじゃね?」


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