シンデレラ~あなたが羨ましくて~
私は…お城に行って…苦しまない自信なんてないのよ…。


恋愛的な好きじゃなくても…昔…好きだった人の結婚生活なんて…見てられない
わよ…。


好きかどうかは分からないけど…昨日のあの人が頭から離れない…。


だから…もう少しした後だったら耐えられるかもしれない…。


でも…こんなすぐで…耐えられる訳ないじゃない。


「…あの…。」


「…シンデレラ…どうしたの?」


「王子様で偉いのは分かりますが…さっきからお姉ちゃんに失礼じゃないですか
…?
お姉ちゃんが行かないって言ってるんですから、無理矢理なんて…絶対認めませ
ん…。」


「…シンデレラ…。」


「…悪かったよ…。でも俺にはコイツを城に連れてかなきゃなんねー理由が他に
ある。」


「…理由…?」


…償いでもしたいの?
そんなの要らないわよ…?


「ああ。今は言えねーけど…。」


「…でも…私は…。」


「お前が来たくねー理由はだいたい分かってる。でも、俺はお前にどうしても来
てもらわなきゃなんねー。」


「…私は…シンデレラに幸せになってほしい…。」


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